カギが柔いのか、それとも私が原因?

カギが柔いのか、それとも私が原因?

「また失くしたの?」、妻が呆れるのも無理はない、昨年だけでもバイクのカギを2回も失くしたのだから。
妻、「アンタのことだから、どうせ、ズボンの後ろポケットにバイクのカギを入れていたのでしょ」
私、「・・・」
妻が言ったことには誤りがある、私がズボンの後ろポケットに入れているのはキーホルダー、バイクのカギは人に見せびらかすためにポケットからは出している。
妻に反論しても、ろくなことにはならないため、バツが悪い時はいつも黙るようにしている。

妻は私がバイクのカギを失くしたと思っているが、それも誤り、バイクのカギは失くしたのではなく、鍵穴に刺さらないようカギを変形させてしまったのだ。
カギは、失くしても変形させても、鍵屋さんに来てもらわなくてはならないのは同じこと。
鍵屋さんが来ると、珍しく妻が様子を見に来た。
どうして、わざわざ妻は家から出て来たのだろう?と私は思った。
妻は妻で、どうして、バイクが家にあるのに、カギを失くしたのだろう?と思ったらしい。
変形したバイクのカギを見ると
妻、「アナタのことだから、どうせ、ズボンの後ろポケットにバイクのカギを入れていたのでしょ」
誰もいないと妻は私のことを「アンタ」と言うが、人前だと私のことを「アナタ」と呼ぶ。
私、「・・・」
何も答えなかったのは、図星だから。
妻、「デブなアナタがお尻でバイクのカギを踏んだんでしょ」
それも、図星。
バイクのカギは意外と柔く簡単に曲がってしまう、簡単に曲がってしまうと言うことは、簡単に戻すことは出来るのだが、万が一、鍵穴を壊すしてしまうと高く付いてしまうため、バイク好きとしては専門家に任せるのが無難。
バイクのカギを直してもらいカギを回すと「ドッドッドッ」と低音のエンジン音、それを聞いて私はニヤッ。
妻は鍵屋さんに「迷惑をお掛けしました」と笑顔でお礼、エンジンが掛かりニヤつく私には目を合わさず家の中へ戻って行った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。